ゲーミングPCの突然のシャットダウン修理に出す前にまずは清掃
先日YouTubeを視聴中に大きな回転音とともにWindowsが落ちて画面が真っ黒になりました。パソコンの電源はまだついていたため、電源ユニットのトラブルではないようだと思いながら強制的にパソコンを電源を落としました。再起動したところ正常にWindowsを起動することができたので、まだ止めは刺されていないと確信してその後の対応を考えました。
シャットダウンした原因の考察
ブラウザでYouTubeを見ていただけなので、それほど高負荷が掛かっていたわけではありません。強制終了したのも朝起動して数分後なので、長時間の稼働が原因とも考えられません。ただ本体を見ると吸気口が埃まみれなため、これが原因かなと思いました。PCの清掃は購入してから3年ほどほとんど行っていない状態でした。シャットダウン時の回転音から察するに熱が高くなり排気を行うファンがものすごく稼働したのではないかと思います。
清掃箇所
PCの清掃の方法をネット調べて見ましたが、静電対応手袋やハケを使えとか書いてあるサイトを多く見かけましたが、それらを購入する資金をケチり素手と綿棒で清掃を行う決断をしました。清掃箇所はファンの羽とヒートシンクの溝の部分です。基盤に触らなければ静電気なんて関係ないと勝手な考えで清掃を実施しました。
清掃方法
エアダスターなど空気を吐き出すスプレーがありますが、これでは溜まった埃をすべて取り除くことはまず無理だと思います。私は湿らせた綿棒を使いました。事前に電源コードを抜いて十分に放電しておけば水分でショートすることはないことと、たとえPCパーツが濡れてしまっても通電前までに完全に乾いてしまえば問題ないとの勝手な考えの元です。湿った綿棒の効果は絶大でパーツに触れただけで大量の埃を取ることができました。力を入れなくて良いためパーツに変な負荷がかかることもなく安全に清掃を行うことができました。特に排気ファンが付いている側のヒートシンクの溝には埃が溜まっていて、綿棒が大活躍でした。本当はヒートシンクからファンを外しての清掃が良いと思いますが、しっかりと固定されていたため、ここのファンは外さずに羽の間から綿棒を入れての清掃を行いました。綿棒での清掃後は細かい埃が躯体の中に落ちていたためと、パーツから水分を飛ばすためにエアダスターで風を送り細かい埃を吹き飛ばして清掃完了です。ちなみに排気ファンと躯体の吸気口、ヒートシンク以外には一切触れていません。
清掃結果
清掃前よりもPCが静かになったような気がします。またこれ以降旧なシャットダウンにも合うことがなく無事毎日PCを稼働させることができています。パーツが破損してしまう前の状態であれば、清掃などを行い元の機能を取り戻してあげることで、修理を行う必要がないこともあるのだと実感しました。ちなみに私が使用しているPCはドスパラで購入したゲーミングPCです。ゲーミングPCは元々簡単にPCケースを空けることができる設計で、ケースの中も広々としているのでこういった清掃作業やパーツ交換などのメンテナンスを行いやすいこともあり、作業を簡単に済ますことができ助かりました。