PCゲームを楽しむために覚えた専門用語と固有名詞
パソコンの専門用語はカタカナと英語三文字略語ばかりでなかなか馴染みがないものばかりですが、覚えると情報を早く理解することができます。私が覚えた専門用語と固有名詞を一覧にしてみました。
PCパーツ
PCゲームをプレイするためのパソコンを購入するために、パソコンを構成するパーツ類の知識が必要でした。パソコンはもっと多くのパーツで構成されていますが、これくらい知っていればゲームを楽しむ上で困ることはありません。
CPU
パソコンがデータ処理を行うためのパーツです。ここでそれぞれのPCパーツからの情報を受け取ったり、指示を与えたりする重要なパーツです。CPUの性能がパソコンのデータ処理速度が決まります。
GPU
3Dグラフィックのデータ処理を行うパーツです。ビデオカードに組み込まれています。3Dグラフィックのゲームを快適にプレイするためにはGPUの性能が欠かせません。ゲーミングパソコン購入時にはGPU(ビデオカード)をどれにするかを最初に決めると、選択を幅を狭めることができお目当てのパソコンを見つけやすくなると思います。
メモリ
データ処理を行うための領域です。容量が大きいほど大量のデータを一度に処理することができます。メモリの容量によってパソコンの動作速度が大きく変わってきます。PCゲームを楽しむのであれば16GB以上は用意することをおすすめします。メモリはパソコンによって設置できる枚数が異なります。ゲーミングパソコンを購入されるときにはメモリ容量の他にメモリを設置できる最大数の確認も行うと、増設時に困らなくて済みます。
HDD
データの保存装置です。安価なため大量のデータを保存領域を確保することができます。構造上物理的な回転運動を行っているため経年劣化は避けれれないパーツです。
SSD
HDDに代わるデータ保存装置です。HDDよりも高額ですが、データ処理速度が早いの魅力的なパーツです。値段の関係でHDDとSSDがデータ保存量の関係で今のところ住み分けが行われていますが、SSDのみでも特に問題はありません。PCゲームをSSDに入れることで、起動時間やロード時間を大幅に削減することができます。
マザーボード
CPUなどが設置されている基盤です。マザーボードの型番によって対応するPCパーツが異なってくるため、自作する時やPCパーツを入れ替えながらゲーミングパソコンを使用したいと考えている方は、注意深く確認を行った方が良いでしょう。そうでなければBTOパソコンを購入されるのであれば、マザーボード自体を気にする必要はないかと思います。
USB
周辺機器を接続するための差し込み口です。PCゲームを楽しむためにはキーボードやマウス・コントローラーの他、場合によっては外付けのHDDやSSDなども必要になることがあるので、USBの差し込み口の数も確認しておくことをお勧めします。USBにも種類があり数字が大きいほどデータ転送速度が上がります。どのタイプのUSBに対応しているかも合わせて確認されると良いと思います。
LANポート
インターネットに接続するための機器です。最近は無線LANが流行っていますが、データ転送速度を優先するのであれば有線LANでしっかり接続すると良いでしょう。PCゲームはほとんどがサイトからのダウンロードとなるため、回線速度はとても重要となります。ネット対戦などをする場合は相手への迷惑にもなるので、必ず有線LANを用意するべきです。
液晶ディスプレイ
物理的な大きさや画面に表示される情報量の違いなど、様々な種類のディスプレイが販売されています。専門用語が沢山あり、私も液晶ディスプレイ購入時には勉強させられました。綺麗なグラフィックを堪能するか、オンライン上での対戦を重視するかでディスプレイの選択は決まるのではと思います。
解像度
ディスプレイに表示される情報量です。縦×横の数字で表されます。数字が大きいほど多くの情報を表示することができ、鮮明な画像を描画することができます。フルHDは1920×1080、4Kは3840×2160のように表示されます。PCでは高解像度にすることでアイコン等は小さくなり広く画面を使うことができるようになりますが、ディスプレイの物理的なインチサイズが小さいと使いにくくなってしまいます。
fps
frame per secondの略で動画のなめらかさを表す時に使用されます。一般的には60fpsが滑らかな動画として認識されています。PCゲームを楽しむ時には60fpsがでるようにビデオカードを揃えるか、画質の設定を変更すると快適にゲームをプレイすることができます。性能が高い製品を使うと120fpsなどでもっとなめらかな画面の動きを体験できるようになります。
PCゲームの分類
PCゲームを購入する時に自分が思っていたジャンル名と知らなかったジャンルがあったので、勉強になりました。シミュレーションと思っていたジャンルがストラテジーと呼ばれているのはPCゲームを始めるまで知りませんでした。
ストラテジー
戦略ゲーム全般を指します。ストラテジーの中には4xやRTSなどさらに細かく分類されています。4xは探検・拡張・開発・殲滅の英単語4文字を模した表現で人気があるジャンルです。RTSはReal time Strategyの略でターン制のように順番に操作を行うのでなく、常に時間が流れていくタイプのストラテジーゲームです。
CO-OP
共同戦線を意味するco-operativeの略語です。オンライン対戦の時にCO-OPか対戦かを選択できるゲームもあります。協力プレイとしては日本でも昔からプレイされているジャンルですが、CO-OPという名称はまだそれほど広まっていない印象があります。
FPS
First Person shooterの略で一人称の画面でキャラクターを操作するアクションゲームです。シューティングゲームというと最近ではこちらのゲームを想像される方も多いようです。私なんかはシューティングゲームと言えばゼビウスやグラディウスを一人称と言えばウィザードィを思い浮かべてしまいます。
パラドゲー
PCゲームパブリッシャーのパラドックス社を模された名称です。パラドックス社は歴史シミュレーションもしくはストラテジーゲームを多く販売されています。ジャンルの他にDLCを大量に販売することが特徴的で、数年に渡り同じタイトルのゲームを拡張していきます。Crusader Kings IIやEuropa Universalis IVは面白いらしいのですが、DLCのあまりの多さにもう私には手を出しにくい存在のゲームとなっています。
キーボード操作
PCゲームはXboxなどのコントローラーを接続して操作することもできますが、キーボードとマウスでの操作に最適化されているゲームの方が割合的に多いと感じます。PCでの操作方法にも専門用語があるので理解することでより一層PCゲームを楽しむことができます。
WASD
縦横の移動はWASDキーで行います。このキー操作はPCゲームでは一般化されていてほとんどのゲームで適用されています。3Dゲームに至ってはQEで画面の回転を行えほとんど左手でキャラクターやカメラの操作を行う設定となっています。
コンソールコマンド
PCゲームにはコンソールコマンドがあります。コンソールコマンドを使うことで裏技的なことができたり、画面の調整など様々な操作を行うことができます。コンソールコマンドの表示方法や実行については英語のキーボード(USキーボード)に対応しているため、私たちが通常使用している日本語キーボードではうまく扱えないことがあります。ゲームによってコンソールコマンドの起動方法は異なるため、気になる人はGoogleなどを使ってゲーム名とコンソールコマンドで検索を行ってみると、詳しいページが見つかると思います。
PCゲームの購入
PCゲームの購入はダウンロードが一般化されています。ダウンロード販売でも世界中どこのサーバーからもダウンロードできるわけではなく、規制されている場合もあります。国内向けに販売されていないゲームを購入する場合やPCゲーム改造する場合には、特殊な用語を覚える必要があるかもしれません。
BTO
顧客の要望に合わせてパソコンを組み立ててくれるサービスです。家電メーカーが販売しているパソコンはパーツの選択の自由がほとんどなく、PCゲームを楽しむためのビデオカードはほとんどのモデルで搭載されていません。BTOメーカーを利用するとお目当てのパソコンを見つけることができます。
Steam
世界最大級のPCゲーム販売のプラットフォームです。何年も続けて利用していますがトラブルに合うこともなく快適に利用できています。一度パブリッシャー側でセール時の値段設定のトラブルがありましたが、差額分のゲームをいただくことで問題が解決されたのを覚えています。たしか問題になったのはStellarisで、私はHearts of Iron IVをいただいた記憶があります。私はここからしかPCゲームを購入していません。
Epic Games
ゲーム開発エンジンUnreal Engine 4を配布しているゲームメーカーです。最近PCゲーム販売をはじめたEpic Gamesストアでは有力なゲームを独占販売することでシェアの拡大を図っています。会員登録することで隔週で無料でゲームをダウンロードできるサービスが特徴的です。
カギ屋
ゲームシリアルキーの個人売買を仲介する業者が鍵屋と呼ばれています。ゲーム安く購入できるようですが、出所があやしいのと個人売買には抵抗があるため私は利用していません。
MOD
ゲームの改造データのことを指します。違法な感じもしますが、メーカー側でMOD製作を推奨したり、ツールなどを配布したりしているところもあるので一概にそうとも言い切れません。むしろこの機能のおかげで私は本来日本語に対応していないゲームを日本語でプレイすることができています。MODがなければPCゲームをこれほどプレイすることはなかったことでしょう。Steamなどのプラットフォームを利用すればMODの反映は簡単ですが、ネット上からダウンロードしてゲーム反映させる場合は、パソコンの知識が少し必要となります。